GreaterThan

概要

基本概念

大なり条件(>)を設定します。GreaterThan は、絞り込み条件を表す ConditionKey です。

ConditionBeanについて - ConditionKeyとは？

会話上では、ぐれいたぁざん と表現します。

実装方法

実装の流れ

query() の後、set[column-name]_GreaterThan() を呼び出し、条件値を指定します。 

e.g. GreaterThan条件の実装手順 (Eclipseでコード補完) {MEMBER_ID} @Java
MemberCB cb = new MemberCB();
cb.q // .q と打って enter
--
cb.query()
--
// 1. .set まで打つとカラム選択
// 2. MI (MemberId) でカラム確定
// 3. GT (GreaterThan) で enter
cb.query().setMIGT
--
cb.query().setMemberId_GreaterThan(memberId);

メソッド仕様

基本仕様

以下項目、全て Equal と同じ仕様となります。

絞り込み条件 - Equal
  • nullや空文字の指定
  • 同カラムに対する複数条件の指定
  • 同カラムに対する同じ条件値での複数指定
  • 大文字小文字の区別
  • char型でサイズ不足の値

サポートされる型

  • String
  • Number 全般 (IntegerやLongなど)
  • Date 全般 (DateやTimestampなど)

String 型に対して、この比較条件を利用することが業務的にあり得ない場合、 もしくは、数えられる程度のカラム対してのみ利用の場合は、includeQueryMap.dfprop にてメソッドの生成を抑制すると良いでしょう。 (例えば、数値表現、日付表現のカラムがしっかり Number や Date 型で定義されていれば、文字列のカラムに対して大なり小なりの比較をする機会は少ないと考えられます)

includeQueryMap.dfprop

区分値の場合は利用不可

区分値カラムの場合は、この条件は利用できません。

区分値のコードはあくまでコード

区分値のコードに対して、大なり小なりの比較は推奨されません。 コードはあくまで区分を示すもの、大なり小なりの比較をするということは、一つのカラムに別の役割を持たせているということになります。 (コード値の微調整や追加など、開発中でもリリース後の運用でも区分値に対して何かしらの変更などを行う際に思わぬ足枷になる可能性があります)

例えば、テーブル区分値であれば、別に順列を表現するカラムを用意すると良いでしょう。