バージョン移行{0.9.5.4 to 0.9.5.5}

アップグレードの方法について

こちらをご覧下さい。

環境上の注意点

古いバージョンのDBFluteランタイム(JARファイル)が「WEB-INF/lib」の下などに残らないようにご注意下さい。

Sql2Entityでの重複したCustomizeEntity/ParameterBean

現状
上書き (意味がなく、気付きにくい)
今後
わかりやすい例外に

例えば、既に定義されているCustomizeEntityと同じ名前の定義を別のファイルにも定義した場合

additionalSchemaListを廃止してadditionalSchemaMapを対応

databaseInfoMap.dfpropのadditionalSchema機能ですが、よりリッチな指定ができるようにしました。 それに伴ってadditionalSchemaListを廃止して新たにadditionalSchemaMapを対応しました。

この機能を利用されている方は移行をお願いします(難しくはありません)。
詳しくは「dbflute-oracle-example」、「https://www.seasar.org/issues/browse/DBFLUTE-560」をご覧下さい。

basicInfoMap.dfpropの幾つかのプロパティをリファクタ

java.dir
--> generateOutputDirectory
isJavaNameOfTableSameAsDbName
--> isTableNameCamelCase
isJavaNameOfColumnSameAsDbName
--> isColumnNameCamelCase

互換性は保たれます。特に移行する必要はありません。
また、そもそもあまり利用されないプロパティです。見たことの無い人は意識する必要ありません。

DI設定ファイル(dbflute.diconなど)の出力先指定をbasicInfoMap.dfpropにて

現状
dependencyInjection.dfpropのdbfluteDiconPackageNameやdbfluteBeansPackageName
今後
basicInfoMap.dfpropのresourceOutputDirectory

互換性は保たれます。特に移行する必要はありません。
また、そもそもあまり利用されないプロパティです。見たことの無い人は意識する必要ありません。

build-xxx.properties改めbuild.properties

DBFluteクライアントにbuild-xxx.propertiesというファイルがありますが、 xxx部分は昔々の今とは違った構造のときの名残で、今では全く不要です。 これを改めてbuild.propertiesというすっきりした名前にしました。

互換性は保たれます。特に移行する必要はありません。
新バージョンで実行する一番最初のタスクにて、build-xxx.propertiesが削除されてbuild.propertiesが作成されます。 それ以降build.propertiesが利用されるようになるため、意識する必要は全くありません。

互換性機能:isMakeConditionQueryClassificationRestrictionを廃止

古いバージョンでの互換性のためのプロパティですが、こちら廃止します。
相当マニアックな機能ですので、見覚えの無い方は特に意識する必要はありません。

互換性機能:isMakeEntityTableClassificationNameAliasを廃止

古いバージョンでの互換性のためのプロパティですが、こちら廃止します。
相当マニアックな機能ですので、見覚えの無い方は特に意識する必要はありません。

互換性機能:isMakeEntityTraceRelationを廃止

古いバージョンでの互換性のためのプロパティですが、こちら廃止します。
相当マニアックな機能ですので、見覚えの無い方は特に意識する必要はありません。
代替する「isMakeEntityChaseRelation」を追加しました。

隠れ機能:ReplaceSchemaのOnceMoreを廃止

ソースを徹底して読み込んた人くらいしか知られていない機能です。
既に代替するadditionalDrop機能があるので、こちらを廃止します。

実装上の注意点

パラメータコメントでのParameterBeanの変数名

現状
ドキュメントやExampleで「pmb」固定としているにも関わらず、「pmb」以外でも動作する
今後
(自動生成された)ParameterBeanのパラメータコメント上での変数名は「pmb」固定とする

スカラ値のParameterBean(引数にベタに文字列や数値を指定)の場合は関係ありません。
今まで通り任意の名前が利用可能です。